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プランニング、パフォーマンス、ピリオダイゼーション

エクササイズや競技がどのようなものでも、パフォーマンスの向上の為にピリオダイゼーションを活用することが出来ます。誰でも行うことが出来、とても効果的で、進歩を確認しやすく、トレーニングの停滞期を避けるために有効な方法です。

「ピリオダイゼーション」は、競技アスリートやコーチを除いて一般的に馴染みのある言葉ではありません。ピリオダイゼーションとは簡単に言うと、アスリートが目標とする大会で最高のパフォーマンスが発揮出来るよう、パフォーマンスに関わるあらゆる面の調整のためや、長期にわたる身体の管理のためにトレーニングの時期を細かく分割することです。

ピリオダイゼーションはフィットネスにおける究極の成功に向かうトレーニングのカギであると言えるでしょう。トレーニング計画をいくつかの段階とユニットに分け、トレーニングを組織化、計画化をすること、望む効果や目標達成の為にトレーニングの負荷、量、休憩時間や強度等に変化をつけることがピリオダイゼーションの基本です。

3種類のサイクル

マクロサイクル:1〜4年の長期的な目標に向けたもの
メソサイクル:特定の目標に向けた3〜4週間のトレーニングの段階分け
ミクロサイクル:メソサイクルの段階の一部で、多くの場合は1週間程度

それぞれのメソサイクル(3〜4週間のサイクル)の進め方は、ピリオダイゼーションのタイプによって異なります。リニア、非リニア、ブロックの3つのタイプです。リニア式はサイクル全体で身体の変化(成長)があるのを前提に徐々に強度等を上げていきます。非リニア式は、頻繁に変化をつけながら進めます。例えば、ランナーの為のリニア式ピリオダイゼーションは、トレーニングの経過と共にランニングの強度を上げていきます。持久力、距離、スピード、筋力や回復期間がその他に変化をつける項目です。ランナーの非リニア・ピリオダイゼーションにおいて、1つのメソサイクルでは距離の目標だけに絞る、次のサイクルでは筋力に集中する、というように進めていきます。

1年に複数の大会があり、それら全てにコンディションのピークを合わせるのは本当に難しいことです。オリンピック選手であるエリート・アスリートがオリンピックの期間にピークを合わせるようトレーニングをしているのはそれが理由です。トレーニングのピリオダイゼーションでそれを行なっているのです。
Nick Symmonds(陸上選手、二度オリンピックに出場)

トレーニングの方法や時間にかかわらず、競技のパフォーマンスにおいて年間を通じてピークを保つというのは不可能です。トレーニングの計画やスケジュールにおいてピリオダイゼーションを取り入れることが、アスリートはオーバー・トレーニングを防ぎながら、最も重要な大会においてベスト・パフォーマンスを発揮することに繋がるのです。

これは、競技アスリートやオリンピック選手に限らず、フィットネスにおいて目標がある人、継続的にワークアウトを行なっている人が活用出来るアイディアです。インテンザのグローバル・ブランド・アンバサダーであるIron Will = Iron Jillはフルタイムのプロアスリートではありませんが、彼女はマラソンやトライアスロンのトレーニングにおいて、パフォーマンスの向上のためにこの方法を取り入れています。Jillにとってピリオダイゼーションは、より早く走ること、そして怪我や燃え尽き症候群を防ぐことに繋がっています。彼女の場合は、非リニア・ピリオダイゼーションという、基礎、筋力、スピード、テーパリング(レースに向けて練習量を減らすこと)、レース、そして回復期に分けた繰り返しのサイクル方法を取り入れています。それぞれのステージにおいて、ランニング、筋力、スピードのトレーニングをそれぞれ(量やレベル等を)変化させたワークアウト内容を組んで行なっているのです。

すべての人に最適なトレーニングというものはありません。ですから、自分に合う、最も効果的なトレーニングを見つける必要があるのです。
インテンザ・ブランド・アンバサダーJill Kuhn
インテンザ・ブランドアンバサダーJill Kuhnのピリオダイゼーション

登る、走る、漕ぐ。

エクササイズや競技がどのようなものでも、パフォーマンスの向上の為にピリオダイゼーションを活用することが出来ます。誰でも行うことが出来、とても効果的で、能力の向上を確認しやすく、トレーニングの停滞期を避けるために有効な方法です。この素晴らしいトレーニング方法を行うことと同時に、取り入れる食事ももちろん重要です。トレーニングと食事の両方を管理して、結果に表れないということは考えられません。プランニングや管理をし、エクササイズの目標を追い求めて得られるものが、#️フィットネスのあるべき姿 #howfitnessshouldfeel です。